top of page
性格分析

「私はこういう性格だから」で終わらせず、

なぜそう感じ、なぜそう反応するのかを見つめるために

​

人間関係で、いつも同じようなことで腹が立つ。

人からどう思われているかが気になって仕方がない。

頼まれると断れず、無理をしてしまう。

自分では正しいと思っているのに、なぜか人間関係がうまくいかない。

「もっと自信を持て」と言われても、自分に自信が持てない。

こうした問題を、私たちはしばしば、

「自分はこういう性格だから仕方がない」

と考えます。

​

しかし、その「性格」とは一体何なのでしょうか。

生まれつき決まっていて、変えることのできないものなのでしょうか。

生かされてる医学の性格分析は、単に「あなたは何タイプです」と分類するためのものではありません。

自分がどのように人を見ているのか。

自分自身をどのように見ているのか。

何に不安を感じ、何に不満を感じるのか。

そして、その反応がどのようにしてつくられてきたのか。

自分のこころの動きを具体的に見つめていくための方法です。

​

性格を五つの働きから見ていきます

​

生かされてる医学の性格分析では、こころの働きを五つに分けて見ていきます。

​

A きびしい親

​

良いことと悪いことを区別し、規則を守り、自分の意見をはっきりと言う働きです。

子供をしつけたり、部下を指導したり、危険から身を守ったりするためにも必要です。

しかし、この働きが強くなりすぎると、人の欠点ばかりが目につき、批判、攻撃、否定が多くなることがあります。

​

B 優しい親

​

人を思いやり、育て、包み込もうとする働きです。

相手の成長を喜び、温かい人間関係をつくるために必要です。

しかし、強くなりすぎれば、過保護、過干渉、おせっかいにつながることもあります。

​

C 合理性

​

感情だけに流されず、物事を冷静に考え、判断する働きです。

現実に対応するために大切な働きですが、合理性だけが強くなると、自分の不安や不満などの感情そのものを切り離してしまうこともあります。

​

D 自由気ままな子供

​

「こうしたい」「自分らしく生きたい」という欲求満足の働きです。

好奇心、活力、楽しさ、行動力にもつながります。

しかし、思い通りにならなければ、不満や怒りとして現れることがあります。

​

E 人の評価を気にする子供

​

人からどのように見られているかを気にし、自分を守ろうとする自己防衛の働きです。

周囲への配慮や自己反省にも必要ですが、強くなりすぎれば、人の評価に振り回され、不安、自信のなさ、自己否定につながります。

​

大切なのは、

どの性格にも長所と短所の両方がある

ということです。

Aが悪く、Bが良いということではありません。

Dが良く、Eが悪いということでもありません。

どの働きも、人間が生きていくために必要なのです。

​

「人との関係」と「自分との関係」を見ます

​

性格分析では、五つの点数を別々に見るだけではありません。

まず、

A(きびしい親)とB(優しい親)

の関係を見ます。

これは主として、他人をどのように見ているかという「対人関係」です。

相手の欠点が先に見えるのか。

相手の良いところが先に見えるのか。

​

次に、

D(自由気ままな子供)とE(人の評価を気にする子供)

の関係を見ます。

こちらは、「自分との関係」です。

「私はこれでよい」と感じているのか。

それとも、

「私は間違っているのではないか」

「人から悪く思われるのではないか」

と感じているのか。

​

この二つの関係を見るだけでも、自分がなぜ同じような人間関係を繰り返すのか、なぜ自信を持てないのか、なぜ不安や不満が生まれるのかが見えてきます。

 

性格分析―愛憎の渦と不満と不安の葛藤を紐とく

​

【動画を見る】

この動画では、A・B・C・D・Eの基本的な読み方から始まり、AとBの葛藤による「愛憎の渦」、DとEの葛藤による「不満と不安」が、一人の人間の中でどのように同時に起こるのかを具体的な症例から見ていきます。

性格分析を単なるグラフの読み方ではなく、「こころの中で何が起こっているのか」を読み解く方法として理解するのに適した動画です。

​

10タイプは、自分を知る入口です

​

五つの働きの組み合わせから、特徴的な性格のパターンが現れます。

生かされてる医学では、それを分かりやすく10のタイプに分けて説明しています。

しかし、

「私はこのタイプだった」

というところで終わることが目的ではありません。

​

同じタイプでも、人によって育ってきた環境も、経験も、現在の充実感も違います。

同じグラフでも、実際のこころの動きが違う場合さえあります。

大切なのは、

なぜこのような性格になったのか。

そして、

今、この性格がどのような働きをしているのか。

を見ることです。

 

性格の10タイプ~『子供ちゃん』

​

【動画を見る】

「子供ちゃん」を一例として、10タイプをどのように読んでいくのかを見ることができます。

特にD(自由気ままな子供)とE(人の評価を気にする子供)の両方が強いと、自分を出したい一方で、人の評価も気になるという二つの力がぶつかります。

一つのグラフの中にも、複数のこころの動きが存在していることが分かります。

​

長所だったものが、自分を追い詰めることがあります

​

真面目である。

頑張り屋である。

責任感が強い。

人に優しい。

人の期待に応えようとする。

普通なら、どれも長所です。

​

しかし、性格には二面性があります。

充実感が高いときには長所として働いていたものが、充実感が低下すると短所として現れ始めます。

さらに悪化すると、

その人の長所だった性格そのものが、自分を追い詰める

ことがあります。

生かされてる医学では、これを「自滅のシナリオ」と呼んでいます。

​

たとえば、人の期待に応えることのできる人は、周囲から高く評価されます。

そのため、さらに多くの仕事を引き受けます。

しかし仕事が増えれば、ミスも起こります。

人の評価を気にする人ほど、そのミスによって不安になります。

不安になると、

「もっと頑張って評価を取り戻さなければ」

と、さらに仕事を引き受ける。

そして、ますます疲れ、ますます失敗し、ますます自信を失っていく。

これは、最初は長所だった性格が自分を追い詰めていく典型的な流れです。

​

ですから、生かされてる医学では、

性格を良い性格に作り替えようとはしません。

まず、自分の性格と充実感の状態を理解することが大切です。

 

性格の10タイプ~『ぼろぞうきんさん』

​

【動画を見る】

1例として、「ほろぞうきんさん」を見てください。自分を抑え、人からの評価を得るために一生懸命頑張ることは、大きな長所です。

しかし、その長所がどのようにして「断れない」「さらに頑張る」「疲れる」「失敗する」「さらに頑張る」という自滅のシナリオに変わっていくのかを見ることができます。

​

「仮面」のようにつくられた性格もあります

​

性格分析で特に注意しなければならないのが、

表面に現れている性格が、その人の本来のこころの動きとは限らない

ということです。

一見、とても優しい人。

一見、自信に満ちた人。

一見、冷静な人。

一見、何事にも動じない人。

​

しかし、その姿は、長年かけて身につけてきた「仮面」であることがあります。

嫌われないために優しくしている。

弱いと思われないために強く振る舞っている。

不安を感じないために合理的に考えようとしている。

人と衝突するのが怖いために、本当は腹が立っているのに笑っている。

それを何十年も続けていれば、本人自身も、

「これが私の性格だ」

と思うようになります。

しかし、こころの中では別の自分が動いています。

 

性格分析―『仮面さん』を見抜こう

​

【動画を見る】

性格を無理に変えようとすると、もともとの自分ではない性格を演じることになります。

この動画では、それを「仮面さん」として取り上げています。

性格分析では、テストの数字だけではなく、その人の生活歴、感じ方、人間関係、行動と照らし合わせて見る必要があることがよく分かります。

​

さらに症例から見てみましょう

​

「良い人を演じている『バラバラさん』」

​

【動画を見る】

この症例は、「仮面」を理解するうえで非常に重要です。

本人は自分を「ぼろぞうきんさんタイプ」と考えています。

しかし、生活歴、ストレスの状態、充実感、実際の対人関係を詳しく見ていくと、それだけでは説明できません。

表面では「良い人」として生きていても、こころの中では別の性格が動いている可能性があります。

性格分析テストの結果を、そのまま「あなたの性格」と決めてはいけない理由が、この症例からよく分かります。

​

性格分析だけでは分からないことがあります

​

ここが、生かされてる医学の性格分析で非常に重要なところです。

性格分析によって、

「私は人の評価をとても気にしている」

「私は人の欠点が先に見えてしまう」

「私は自分を抑えて人に合わせている」

「私は頑張ることで自分の価値を証明しようとしている」

ということが分かったとしても、それだけで問題が解決するわけではありません。

​

さらに見ていくと、

「本当は何をしたいのか、自分でも分からない」

という人がいます。

不満がはっきりしているわけでもない。

強い不安を自覚しているわけでもない。

仕事も一応している。

社会にも適応している。

しかし、

「何となくこのままでは嫌だ」

「何をしたいのか分からない」

「生きている感じがしない」

「疲れている」

という状態です。

​

このような場合、性格分析だけでは十分に説明できません。

そこで、「新型ストレス」の分析へ進みます。

​

「はっきりしない自分、何が問題? 性格分析と新型ストレスで紐解いていく」
 

【動画を見る】

この動画では、性格分析だけでは「はっきりしない」人を、新型ストレスの第1の自分、第2の自分、第3の自分という視点からさらに見ていきます。

「自分を生きたい自分」そのものが十分に育っていない、あるいは抑えられている場合には、本人にも「自分は何が嫌なのか」「何をしたいのか」が分からないことがあります。

ここで、性格分析から新型ストレスへ進む意味が見えてきます。

​

性格分析、新型ストレス、自分分析へ

​

生かされてる医学では、

性格分析 → 新型ストレス → 自分分析

と、一段ずつ深くこころを見ていきます。

​

性格分析では、現在の自分の反応のパターンを見ます。

新型ストレスでは、

「自分を生きたい自分」と
「社会に適応しようとする自分」

の葛藤を見ます。

さらに自分分析では、

「一体、どの自分が不安なのか」

「どの自分が怒っているのか」

「どの自分が人から認めてもらおうとしているのか」

「どの自分が、このままでは嫌だと言っているのか」

と、自分の中に存在する複数の「自分」を具体的に見つめます。

この三つを、生かされてる医学では「こころ分析」と呼んでいます。

​

「性格」が本当の私なのではありません

​

性格分析を続けていくと、一つの大切な疑問が生まれます。

A(きびしい親)も自分です。

B(優しい親)も自分です。

C(合理性)も自分です。

D(自由気ままな子供)も自分です。

E(人の評価を気にする子供)も自分です。

​

しかし、

そのうちのどれが、本当の私なのでしょうか。

新型ストレスの第1、第2、第3の自分もあります。

自分分析を進めれば、さらに多くの自分が見えてきます。

生かされてる医学では、それらのどれか一つを「本当の私」とは考えません。

​

これらすべての自分を俯瞰している「誰でもない私」を、

F0(すべての自分を俯瞰している「誰でもない私」)

と呼んでいます。

性格分析の最終目的は、理想的な性格になることではありません。

まず、自分の中にどのような自分が存在し、どの自分に振り回されているのかを知ることです。

そして、丹田呼吸法によるゼロ体験と並行しながら、過去につくられたさまざまな自分から少し離れ、それらを俯瞰するF0を体験していきます。

​

性格分析は、「自分を決める」ためではなく、

「自分から自由になる」ための入口です

​

「私はこういう性格だから仕方がない」

そこで終わる必要はありません。

なぜ私は、人の評価をこれほど気にするのか。

なぜ私は、同じ相手にいつも腹を立てるのか。

なぜ私は、断ることができないのか。

なぜ私は、頑張ることをやめられないのか。

なぜ私は、自分に価値がないように感じるのか。

なぜ私は、自分が何をしたいのか分からないのか。

性格分析は、その問いから自分のこころを見つめ始める方法です。

​

そして、性格分析で見えてきたものを、新型ストレス、自分分析へとさらに深めていきます。

生かされてる医学では、こころ分析だけを単独で行うのではありません。

生かされてる医学的事実の理解。

丹田呼吸法によるゼロ体験。

性格分析・新型ストレス・自分分析からなるこころ分析。

そして必要なサポート。

これらを別々に終わらせるのではなく、同時に、何度も繰り返しながら学んでいきます。

性格分析は、

「これまで自分だと思って生きてきたものは、一体何だったのか」

を見つめ始めるための、大切な入口なのです。

​

まず、自分の性格を見てみましょう

​

性格分析は、結果を見て一喜一憂するためのテストではありません。

自分を知るための材料として利用してください。

【性格分析テストをしてみる】

 不安の根本を見つめ、本当の自分を生きる

A I 時代の健康医学・生かされてる医学

bottom of page